3Pは好きかー!?!
双子は好きかー!!?!
オメガバースは好きかー!?
ゆけまぼは好きかー!?!!!
しゅきいい~~~~!!!!♡♡
と叫んだあなたに『あいとまこと』を強めにおすすめします。
ちなみに、私は全部大好きですよ♡
BLCDに限らず、自分が摂取したエンターテインメント(映画、ドラマ、アニメ、舞台、イベントなど)の感想を読むのが大好きです。ですので、BLCDについても検索してブログ等々拝読させていただいております。で、この『あいとまこと』の感想を探すと、W古川慎(兄:古川慎、弟:古川慎の双子)について触れてらっしゃる方がとても多く、その気持ち滅茶苦茶分かります。だって古川さんが凄すぎるんですもん!!アイドリッシュセブンで二次元に出戻ってきたので、個人的な古川さんのはじめましてはRe:valeのマネージャー役・岡崎凛人なんですよね。あのおかりん(※おかりんではない)がBLCD界ではこんなセクシャルな匂い漂わせまくってるなんて、予想もしてなくてびっくらこいたよ私は。今作に関しては、双子の演じ分けもですし、同時収録してるなんて本当に腕がありますなあ~~。BLCD界で引っ張りだこなのも大納得です。
でその反面、小林裕介さんの演技に関するコメントをあまり見かけなかったので、小林さんオタク的な視点でこちらを聴くと、どういう感想になるのかを中心に書いていこうかと思います。
CDの発売が2018年のため、CDを手に入れるのは中古に限りますが、ポケドラでは配信されているので、そちらで聴くことは可能です(リンクもポケドラです)
あらすじ
——歪んだ双子とペット契約
「俺たちじゃない誰かに理解されたいんだ」
元カレの負債500万円を抱えた斗和。
彼は借金返済のためイケメンな双子と3ヶ月間の主従関係を結ぶことになった。
超高級マンションでセレブ生活を送る双子は仲が良く、
初めは斗和も2人の様子を微笑ましく感じていた。
しかしある晩、双子がセックスをしている場面に遭遇してしまう。
実は双子には悲しき過去があり……。
本編
カップリング表記としてはこういうことになるのかと思うのですが、3人での濡れ場が多いので、入り乱れてて大丈夫な人向けですね。斗和に関しては受けしかしませんので、小林裕介受け厨の方は安心してください、ゆっけは受けです。
にしても、むかーし昔『ひとりで受け攻めやってみる?』というタイトル通り、男性声優が受けと攻めを1人で演じるというトンデモ特典CDがあったんですよね。このCDの内容について、古川慎×古川慎らしいぞと知ったとき「ひとりで受け攻めじゃん!!」と聴く前に思っていました。ちなみに気になる方は検索してみてください(コソッ)
小林さんってBLに限らず、苦しむ演技が滅茶苦茶お上手だと思ってるんですよね。これオタクの欲目なのかなあ…欲目でないと思うんだけど、沼に浸かりきっているので自信はない。今作については、小林さんの苦しむ演技が堪能できるCDだと思います。小林さんのお声にS心をくすぐられるタイプの方におすすめです(笑顔)
で、いきなり濡れ場の話をしますけど、斗和が双子の住むマンションに来て初めて3Pするとき、フェラで舐めてるシーンよりも、ちょっと無理に咥えさせられて苦しがってるときの方が色気があると個人的に感じました。これは苦しがる演技が得意だから、そこにさらに感情を乗っけやすいのかなーとか思ったりします。ケツだけでイけるよう彼氏*1に躾けられている斗和が射精せずともイくシーンはえちえちでした…。
古川さんと小林さんの直接対決と言えば、『僕らの恋と青春のすべて case:02 同級生の僕ら』もあるのですが、こちらは2016年発売。『あいとまこと』は2018年発売と2年後なので、小林さんの濡れ場演技の上達をより感じます。ちなみに、同級生の僕らでも古川×小林です(そもそも小林裕介さん2024年5月時点で、BLで攻めは2作品しかないのです、受け率たけぇ…!)
本編に話を戻すと、お風呂場でぐちゃぐちゃにされている斗和のモノローグの演技、すごく好きだなあ。「斗和」とふたりにハモって呼ばれた後の喘ぎも喉がきゅっと締まった音で、あーコレコレ!好きなやつ!となりました。
斗和が誠司×愛司の濡れ場を覗き見てしまうシーン、本当に2人いるんだよなあ。違う人間同士が絡み合ってて、でも声色を変えすぎていないのでちゃんと双子感も出ていて、その絶妙さがすんごいよ古川さん!
斗和が良かれと思って部屋に花を飾ったこと(と双子だけの世界に自然と馴染んでいる斗和の姿)に対して、愛司は勝手なことをするなと苛立ち、躾として斗和に大人のオモチャでお仕置きするわけですが、このときの愛司の声色が本当にヒヤッとするほど冷たくて怖くてね。「行儀の悪い犬には服なんか着せないから」「家の物壊したんだよ、腹立つだろ?」「斗和には500万先払いしてんだよ いろんなことしていいに決まってる」「な?斗和」…この最後の「な?斗和」なんて怖くて震えますって。
斗和は愛司にバイブ挿入されて痛いんだけど、気持ちが良くて声が止まらないっていう喘ぎが上手いなと感じました。さらにそれより上手いのが、玉が5つ連結しているエグいバイブを見せられて「痛いのやだ…」って全力で怯えてる声の震わせ方から、斗和の恐怖心が伝わってきて、その後愛司に無理矢理エグバイブを挿入され悲鳴上げてるお声に、演技だと分かりつつも心が痛むほど迫真の演技でした。やっぱり小林さんはこういう追い詰められたときの演技が抜群に上手い。
愛司が斗和にピルと偽って発情誘発剤を飲ませ、αの誠司に発情したいい匂いのする斗和を見つけさせます。Ωの斗和の首を噛もうとするときの誠司の息遣いの荒さから本能が剝き出しになっているのが伝わってきます。今まで、誠司は斗和に対して優しい態度だった分だけ、斗和にとっては怖いだろうなとも思いますね。その後、愛司の姿が消えていて、愛司の今までの行動が誠司に番を宛がうためだったということが分かります。誠司による双子の過去話を斗和に聞かせるのですが、この幼少期については女性声優が担当されていて、古川さんと同じく1人で双子の二役を演じられていて凄いなあと。
キャストコメント
演じたキャラクターに共感できる点・できない点について、小林さん「うーん、料理できる」ってのを無理矢理絞り出してて笑った。共感できないって言ってええんやで。
共感できない点は「斗和は臆病になってハッキリとモノを言えず相手の顔色を窺うところがあるが、自分は思ったことは言っちゃう。その点で意外と自分が出て、演技でもリテイクをくらったので、ここが違うんだなと感じました」
キャストインタビュー
眼鏡ゆっけのお写真ありがとうございます…!!!!
古川さんがサービストークしてくださっているので引用しておきます。
愛司・誠司役:古川慎さん
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小林くんは「斗和は自分とは感じ方の違う人だ」と巻末のキャストコメントで言っていたんですが、僕は「誰かに合わせることができる」とか「誰かを気遣う」という面では、斗和と小林くんは通じるものがあるんじゃないかなと思っています。
小林さん:ほんと?(笑)
2役を演じ分けている最中も、違和感なく次の台詞へ繋げられたのは、斗和を演じる小林裕介くんのお芝居のおかげです。
小林さん:ありがとうございます(笑)
*1:後々話にも絡んでくるのですがクズ彼氏です