平成元年生まれの腐女子が令和に出戻った件

声優 小林裕介さんのオタクが書き散らかしています。

はじめまして、小林裕介さんで出戻ってきました

はじめまして、ゆなえです。

2024年の3月にあるBLCDを聴いて、私は雷に打たれたような衝撃を受けました。米津玄師の『春雷』という楽曲が好きなのですが、まさにその歌詞にある「刹那の間に 痛みに似た恋が身体を走ったんだ」という感覚でした。

 

BLCDってとても不思議というか特殊なジャンルだと思っていまして、大前提に作品のカップリングに萌えるか否かという点があり、それに加えて演じられる声優さんの通常時の演技がどれだけお上手であっても、濡れ場の演技が胸に刺さるかはまた別物というところです。その点で、冒頭に挙げたBLCDは両方の意味で、私の腐女子心にズキューンと刺さりました。聴き終わった後に「な、なんじゃこれは……」と萌えの嵐にしばらく放心していました。それぐらいの衝撃でした。

 

そのBLCDを聴き返すだけに飽き足らず、続編のCDをコンプし、ポケドラという未知の領域に足を踏み入れて配信ドラマを聴き、公式サイトと脚本の方の個人サイトで掲載されているSSを舐めるように読んでは味わい、関連書籍をすぐに買い集め、何度も噛み締めるように読み返す毎日でした。その過程の中で、私の好きなキャラクターがロックバンドのボーカルをやっている設定だったこともあり、「この子の歌声が聴いてみたい……!」(←この発想とてもオタクっぽい)という気持ちがむくむくと湧いてきました。そう、この時点では中の人について、何も知らない状態だったのです。

 

そのBLCDを聴く経緯について触れます。

ブログタイトルにもある通り、平成元年生まれで中学生の頃から3次元腐女子であり、高校3年生の秋、機動戦士ガンダムSEEDで2次元萌えデビューし、声優の保志総一朗さんファンになりました。保志さんに関しては、今でも大大大好きな声優さんです。生涯推しです。ぱっぴぃ~☆狂と呼んでいただいても構いません。*1保志さんの出演されているBLCDはほとんど聴いてきました。*2

そして、SEEDを起点として、声優さんを知っていったので、石田彰さんと言えばアスラン・ザラで、子安武人さんと言えばムウ・ラ・フラガで、関智一さんと言えばイザーク・ジュールで、関俊彦さんと言えばラウ・ル・クルーゼです(しつこい)つまりは、その辺りの年代の男性声優さん*3に馴染みがある腐女子です。SEED好きすぎるがあまり、新機動戦記ガンダムWへ遡ったり、リアタイ視聴した機動戦士ガンダム00で萌え上がったりしていました。私が大学生の頃はロボットものが流行っていまして、マクロスFとかコードギアス反逆のルルーシュとかね。男性声優で言えば、中村悠一さんがメキメキと頭角を現して売れっ子街道を駆け抜け始めた頃です。DG5好きでした…ああ書いていて懐かしくなってきた。ただ、その後は3次元にのめり込み、そちらでオタクライフを謳歌していくことになり、2次元から遠ざかっていくこととなります。ですので、私の2次元や声優さんの知識は2008、2009年辺りで止まっています。新人声優さんとして、江口拓也さんが出てきたかなぐらいです。

 

保志さんのソロライブだったり、保志さんや石田さんがご出演するイベントに参加したり、突発的に蒼穹のファフナーにドハマりしたりしたことはありましたが、基本的には3次元推しを長らく続けていました。「私はこのまま一生独身で、ドルオタを続けていくんだろうな…」と思っていましたが、26歳当時の推し(SixTONESジェシー)が出演舞台の千秋楽を観劇したとき、謎の満足感が胸を満たしていました。推しがその仲間と舞台をやり遂げている姿を見て、「私が応援しなくてもこの子はもう大丈夫」という感情が沸いてきたんですね。いやね、元々私ひとりが推さなくても大丈夫なんですが、オタクという生き物はそういうところありませんかね??「私が応援しなきゃ!!」みたいな駆り立てられる感情。それが憑き物が取れたようにさっぱりとなくなり、清々しくオタクから足を洗いました。その後は、ダイエットに勤しみ、婚活をし28歳で結婚、翌年妊娠・出産、そして育児という怒涛のような展開で人生が進んでいき、もう私はオタクをする熱量は持てないんだろうなとぼんやり感じていました。それは少し寂しくもあり、大人になるってそういうことなんだと納得もしていました。

 

詳細は省きますが、オタク以外の件で繋がったTwitterのFFさんとDMする機会が昨年ありました。その方はジャンル等ごとでのアカウント分けをしないタイプの方で、プロフィール欄に嗜まれるジャンル名が列挙されており、その中に「アイナナ」と記載がありました。保志さんが出演されているタイトルであることだけは把握していましたので、話のネタとして「アイナナお好きなんですね~」と振ってみた(今考えると誘い受け仕草)ところ、「是非見てください!」と布教いただきました。その頃は育児も少し落ち着いてきたところだったので、ちょっくら見てみるか~~という軽い気持ちでアイドリッシュセブン(アニメ)を観てしまったんですよね。そこで当たり前のように保志さんの演じるキャラ(Re:valeのモモ)に落ちるわけです。CV保志の呪縛からは逃げられないんだと震えながら萌えていました。

私の場合、キャラ単体萌えということはあまり発生せず、「ふたりでひとつ」的ふたりのキャラクターにまるっとハマります、すごく腐女子っぽいね。モモ(CV保志総一朗)とユキ(CV立花慎之介)からなるRe:vale、ふたりまとめて推しになるしかない仕様です。そうなってくると、中の人のことも気になってきますね。保志さんについては、すでにBL引退宣言されておりますので、新作が増えることは悲しいかな、ありません。で!す!が!立花さんに関しては、BL現役ではありませんか…!!!!*4この事実に気づいたとき、本当ビックリしました。私の持っていたBLCD知識でいうと、BLは短期間で引退される声優さんが大多数で、出演されてもメインカップリング以外に移行されていくという過程を辿っている印象でした。花の命は短くて…と言いますか。

まあ勿論、ビックリするだけで留まるわけもなく、立花さんのBLCDを聴き漁るようになりました。2006年の初受けから数えると、もうすぐ20年選手ってすごくないですか?凄すぎるよ、立花さん。出演作品も100作以上もあり、立花さんは受け攻めどっちもお手の物な方ですから、好みのカップリング・シチュエーションのBLCDを選びたい放題です(嬉し涙が止まらない)

そして、立花さん出演のBLCDを聴き進める中で、これは立花さんのBL歴で外せないやつなんだろうなという作品にぶち当たりました。それが『彼らの恋の行方をただひたすらに見守るCD「男子高校生、はじめての」~第2弾 後輩が可愛すぎていじめたい~』です。

 

この「男子高校生、はじめての」シリーズ(通称:だんはじ、男はじ)はノーカット・ノーフェード・ノーBGMというBLCD界に革命をもたらした作品です。腐女子の圧倒的支持を受けて、2024年現在で第16弾まで発売されている大人気シリーズです。そのコンセプトを知ったとき、欲望に忠実すぎるだろ(笑)と思っていましたが、前言撤回させてください。欲望に忠実で何が悪い。革命以前のBLCDしか聴いたことがなかった私にも遅ればせながら、革命が起きました。立花さん出演の第2弾を聴き「こういうのが聞きたかった…!!なんて満足度の高い作品なんだ…!!」と案の定沼った結果、だんはじローラー作戦を開始。だんはじはどこから聴いてもOKな作品なので、まずは自分が知っている声優さんが出演している(竹内良太さんははじめましてでしたが)第3弾、第7弾をセレクト。勿論爆萌えるわけですが、欲望とは尽きないものです。今度は声優さん基準でなく、カップルの設定やキャラクターが好みそうなものもチャレンジしよう♪とだんはじ公式サイトを眺めていて、目に留まったのが第8弾でした。*5

 

この『「男子高校生、はじめての」~第8弾 不釣り合いな恋の解釈~』こそ、冒頭で申し上げた私にとって春の雷なBLCDです。何にそんなに萌え狂ったのかは別記事で書きたいところですので、一旦置いておきますが、兎に角少しでも気になる人は聴いてほしい。

 

通常盤はAmazon等でも購入できますが、アニメイト限定盤を激推しします。

www.animate-onlineshop.jp

 

CDを聴く環境がないという人はポケドラ(専用アプリに音源DLしてiPhoneで聴けます)もあります…!(必死か)

pokedora.com

 

第8弾に出演されているのは、攻め:八雲譲のCV山下誠一郎さんと受け:江純瑞祈のCV小林裕介さんです。おふたりのお名前もお声も演技もすべて、このCDが私にとってはじめましてです。*6こんな凄い演技をする山下誠一郎さんって、小林裕介さんってどんな人なの?という好奇心と受けの江純瑞祈君がロックバンドのボーカルな設定だったので、この子は歌ったらどんな風なんだろう…という興味が混ざり合って、「小林裕介 キャラソン」で検索したんですよねぇ…しちゃったんですよねぇ…。SHOW BY ROCK!! チタン(CV小林裕介)の『アンノウン』が初めて聴いた楽曲だったのですが、

 

「こんな透明感のある歌声なの……すき……(トゥクゥン)」

 

ここで小林裕介さんに堕ちました。

もうここからは坂を転げ落ちるように、小林裕介沼に沈んでいきました、今も沈んでいる真っ最中です。演技で惹かれ、歌声で堕ち、最後はご本人自体の魅力で沼でした。いいからみんなYouTubeで小林幕府と小林裕介個人チャンネル見て。小林裕介の魅力がぎゅうぎゅうにつまってるから(語気強め)

 

ちなみに、山下誠一郎さんはフリートークを聴いただけで「絶対、真面目でいいひとだ〜〜」という印象を受けています。お人柄から推せる。そして、当たり前に声がカッコ良すぎる、演技力が素晴らしい。*7八雲先輩だけでも萌え苦しいのに、これ以上山下誠一郎さんを知ってしまったら、山下誠一郎沼にも堕ちる気がビシバシして、あえて今調べないように我慢しています。*8

 

というわけで、平成腐女子が令和に出戻ってきました。このブログでは、BLCDの感想と小林裕介さんについての記事を書いていけたらいいなと考えています。長々となりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

◆小林幕府

www.youtube.com

 

小林裕介個人チャンネル

www.youtube.com

 

*1:誰も呼ばんやろ

*2:ちなみに保志さんは受け度100%のド受け声優です♡細かく言うと、CV女性声優が受けで保志さん攻めが1作品だけあるのですが、それはノーカンかなと思っています。BLという戦場(?)において対戦相手は男同士であるべきかと…

*3:話がずれていきますが、1967年度生まれの男性声優えげつないラインナップじゃないですか?石田彰さん、子安武人さん、檜山修之さん、三木眞一郎さん、中井和哉さん、うえだゆうじさん…えぐいて…

*4:この気付きをしたのが2023年、2024年現在も新作に出演されています

*5:攻め:ピアニスト、受け:手フェチ、お坊ちゃま、垂れ目美形…うっうっ美味しすぎる…

*6:wikiを見ると、おふたりとも2013年頃から声優活動をされているようなので、丁度私が2次元から離れていた期間でした

*7:攻め喘ぎの魅力に気付かせてくれて本当にありがとうございます、命が助かります

*8:いつまで我慢できるかは未知数です